羊毛の季節です。

昨年の冬から作品のお取り扱いが始まった、羊毛作家のsoji 菅間さん。先日ようやく念願かなって、ご自宅兼工房を訪問させていただきました。

 

マンションの一室を作業場にされていて、そこには手織機、紡毛機、カーダーなど、ホームスパンには欠かせない器具がたくさん。

以前、岩手のみちのくあかね会さんで工房見学させていただいたことがあり、そこで一通りの行程は見ているのですが、それをたった一人でこなすのは、想像をはるかに超える作業量のはず。

菅間さんは、原毛を仕入れてから糸にするまでの下準備含め、全てご自身でこなしているのです。

今回、作業工程の詳しいお話を伺いながら、たくさん写真を撮らせていただきました(気合い入れて一眼レフ持参!)。

 

原毛は油やどろ汚れがあるので、数回に分けて浸け込み洗いし、乾燥させてからも手でほぐしながらゴミを取り除きます。

その後、紡ぎやすくするために、カーダーという針のついた機械で羊毛を梳きます。繊維を整えるんですね。この時、違う色味の羊毛をブレンドして、色作りをすることもあるそうです。この時点で、ふわっふわの羊毛ができあがり。

ここからは、紡毛機で糸紡ぎ。少しずつ、撚りをかけながら。最後に、この撚りが反動で戻らないように、蒸したりお湯につけたりして撚り止めをするそうです。

これでようやく糸作りが完成!気の遠くなるような長い道のりです。

 

どんな素材にも言えることですが、製品になる前の材料作りって、どれだけ丁寧に手間を掛けているかで作品の善し悪しが決まると言っていいほど、重要な作業なんです。

さすがに全ての行程を見せていただくことはかないませんが、菅間さんの作品を手に取れば、どれだけ丁寧にここまでの下準備をされているか想像がつきます。

自分の目や手の感覚だけで、色合いや風合いなどを調整していく。まさに、作り手のさじ加減。

羊毛に対するこだわりや愛情がたくさん詰まった作品たち。今年も間もなくカタチになってちゃらっぽこにやってきます。

ご紹介できるのが、今から楽しみです。

 

       
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