初めての墨流し染め。

引き染め、挿し染め、板締め絞り、紅型染めといろいろな染色技法を体験してきましたが、墨流し染めという技法は初めて。

「墨流し染め」とは、水槽に水を貼り、水面に顔料を乗せて筆や棒などで模様を描き、最後に生地に転写するという技法。

墨流しと言っても、墨だけでなく、今は赤青緑とカラフルな顔料も使っているようです。

 

講師は、高田馬場に工房を構える染の高孝の高橋孝之さんで、場所はいつもお世話になっている落合の染色工房二葉苑さん。

先ずは先生のお手本を見せていただきました。

スムーズな筆使いで波紋を描き、みるみる美しいマーブル状になっていく。模様はとどまることなく変化していく・・・おもしろい!

さすがに、さらっと短時間でこの完成度。

 

さて何色にしようかと悩んでいると、先生に、日が暮れる、と急かされ、とりあえず好きなオレンジをつかむ。オレンジと白を交互に乗せていくと、輪っか状に模様ができ、それを繰り返すうちにマーブル状になっていく。

場所を変えて、今度は青と白で。う〜ん、想像よりも色が薄く淡泊・・・ポイントに墨で輪っかを入れてみる。

「先生、これでお願いします」

伸子で張ったハンカチサイズの白生地を水面につけ、わずか数秒で模様を写し取る。完成!

 

想像していたのと違うなあ。

先生のお手本では簡単そうに見えていたけれど、波紋は予測不能な動きをするし。最終的な完成形を想像して筆を動かしていくので、型があるものよりも数倍難しいと思う。でも、想像を超えた偶然の産物も、墨流しのおもしろさでもあるのかも。またいつかリベンジしよう!

       
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