初めての墨流し染め。

引き染め、挿し染め、板締め絞り、紅型染めといろいろな染色技法を体験してきましたが、墨流し染めという技法は初めて。

「墨流し染め」とは、水槽に水を貼り、水面に顔料を乗せて筆や棒などで模様を描き、最後に生地に転写するという技法。

墨流しと言っても、墨だけでなく、今は赤青緑とカラフルな顔料も使っているようです。

 

講師は、高田馬場に工房を構える染の高孝の高橋孝之さんで、場所はいつもお世話になっている落合の染色工房二葉苑さん。

先ずは先生のお手本を見せていただきました。

スムーズな筆使いで波紋を描き、みるみる美しいマーブル状になっていく。模様はとどまることなく変化していく・・・おもしろい!

さすがに、さらっと短時間でこの完成度。

 

さて何色にしようかと悩んでいると、先生に、日が暮れる、と急かされ、とりあえず好きなオレンジをつかむ。オレンジと白を交互に乗せていくと、輪っか状に模様ができ、それを繰り返すうちにマーブル状になっていく。

場所を変えて、今度は青と白で。う〜ん、想像よりも色が薄く淡泊・・・ポイントに墨で輪っかを入れてみる。

「先生、これでお願いします」

伸子で張ったハンカチサイズの白生地を水面につけ、わずか数秒で模様を写し取る。完成!

 

想像していたのと違うなあ。

先生のお手本では簡単そうに見えていたけれど、波紋は予測不能な動きをするし。最終的な完成形を想像して筆を動かしていくので、型があるものよりも数倍難しいと思う。でも、想像を超えた偶然の産物も、墨流しのおもしろさでもあるのかも。またいつかリベンジしよう!

       
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  • 足袋作りワークショップ。

    モノ売り以外の企画を増やしたい!

    という当初の意気込みを、コロナによって打ち砕かれたのが5月の企画展。

    あれから3ヶ月が経ち、世の中のお店はコロナと同居しつつも、それぞれのペースで動き始めてきました。

    ちゃらっぽこも、たくさんの人は呼べないけど、何かものづくりワークで楽しんでもらえることをやりたい、と今回企画したのが、

     

    8/22(土)『1dayちくちくれっすん My足袋を作ろう』。

     

    講師のつちさんは、ワモノヤトウキョウジョウというアンティーク着物屋さんをご夫婦で営んでいて、7〜8年前からのお知り合い。

    実はお会いするのは数年ぶりだったのですが、すんなり懐を開いてくれて、今回の企画も快諾してくれました。

    コロナ禍でしばらくワークショップができなかったので、リハビリ兼ねていい機会になったそうで^ ^

     

    実際の作業スペースはそこそこ広いのですが、このご時世、換気消毒などの感染対策を万全に、5名の少人数で開催しました。

    みなさんお好きな生地を持ち寄って、自分だけのオリジナルの足袋を作ります。

    とにかく暑い日で、エアコン&扇風機マックスでも、作業しているみなさんは始終汗をかきかき。コロナより熱中症が心配…。それでも、4時間という長丁場でほぼ休憩も取らず、みなさん足袋作りに夢中になっていました。すごい集中力!

    それぞれ個性的ですてきな足袋が完成しました。

     

    開催にあたって、参加者の方々には事前の検温、マスクの着用、手指の消毒などのお願いをしました。

    主催者としては、みなさんが安心してワークショップを楽しめる場を提供する責任があり、そのためにもみなさんのご協力が不可欠でした。今回無事開催できたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。

    つち先生、そしてお手伝いしてくれた姉にも感謝!

     

    みんな、笑顔で嬉しかったな。

     

           
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  • 企画展のこと、いまのこと。

    久しぶりのブログになってしまいました。

    5月中旬営業自粛の最中、作り手さんとの約束事を何かの形にして果たさなければと、とにかく試行錯誤しながら過ごした1ヶ月でした。

     

    5月末に店舗で予定していた企画展『ナデシコのテシゴト展』は、作家さん不在のままWEB展という形で初めてのWEB上の展示会に挑戦しました。

    もともと作家さんを呼んで、ワークショップを交えた企画展を予定していたので、主旨からかけ離れたWEB展には抵抗がありました。

    でも、半年以上前から作家さんには作品の準備などに時間を割いていただき、店としてこのまま簡単にやめてしまっていいものか、と思い、みなさんにも後押しされ急遽WEB展を開催しようと決めました。

     

    その後10日間は、ページの作成、撮影、アップの繰り返し。WEBショップを始めて10年、こんな短期間でこの作業量をこなしたのは初めてかも(汗。

    おかげさまで、たくさんの方にWEB展をご利用いただきました。当店のお客様はじめ、作家さんのファンの方、初めてご利用の方、そして急遽ご協力いただいた三名の作り手のみなさん(伯兆さん、山口さん、菅間さん)に感謝しかないです。

     

    WEB展以降も、相変わらずショップをご利用くださる方が絶えることなく、コロナ禍でも悲観することなく過ごすことができています。

    少しずつアトリエショップの営業を再開していますが、まだまだ、感染がおさまったわけでなく、秋以降そして来年の状況が全く予測できないのは変わりません。今後の企画、そして店舗運営には課題が山積みです。

     

     

           
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  • 11年目を迎えて。

    ちゃらっぽこは、4月15日で11年目を迎えました。

     

    先月、緊急事態宣言が発令され、世の中の状況はすっかり変わってしまいました。

    ネットショップ開業10年目の2019年、ようやくアトリエショップをオープンして1年が経ち、さあこれからという2020年。

    様々なイベントは中止となり、毎年欠かさなかった仕入れの旅にも行けず、もちろんお店も開けられず・・・。

    気持ちが落ち着かないまま、10年の区切りをまたいでしまいました。

     

    5月に入り、少し自分自身と向き合う時間、周りを見渡すゆとりが出てきました。

    経営状況が厳しいのは他の店舗も同じで、ネットに力を入れるところが急増しています。これからもっともっと増えるだろうし、創意工夫をしていかないと同業の中で生き残るのは難しいのかもしれません。

     

    これから何をするべきなのか。

    じっくり考えてみたものの、結局は今までと変わらないことを続けていくのかな。

    この国に根づく伝統や暮らし、自然に寄り添う人たちが生み出す手仕事のものを紹介していくこと。

    そこがぶれなければなんの問題もない!(と自分に言い聞かせつつ・・・)

     

    時間がたくさんあります。

    今できないことに執着せず、10年やってきたことをしっかり振り返りながら、今まで応援してくださっているお客様へ、そしてこれから当店を知っていただく方たちへ、さらに肉付けしたものをお伝えしていこうと思います。

    今新しいサイトを作っていますので、近々ご覧いただけたらと思っています。

     

    画像は、10年欠かさなかった奥会津への旅、早くまたこの美しい景色を見られるようにと願いを込めて。

    これからの10年も、どうぞちゃらっぽこをよろしくお願いいたします。

     

           
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  • 木工房を訪ねて、栃木へ。

    もう7年前になるかな、高塚和則さんの木の器に出会ったのは。

    念願の、初工房訪問してきました。

     

    大きな木材工場の敷地内に、工房はありました。当たり前だけど、見渡す限り材木の山(笑)。

    少し雑談など楽しんだあとは、実際の製作現場へ。

     

    そこは想像以上に機械的、製材・加工用の大小様々な機械が何台もありました。

    今回は、一枚の板から桜の花型コースターができるまでの行程を教えていただきました。

     

    大きな機械で木取りをして厚みをそろえならしたあと、手作業で型をとっていきます。

    その後、円形にカットして縁をサンダーがけ。ここまでで使った機械の数はなんと5台!

    その後も細かい作業がいくつも続きます。

    こんなにも、行程が多いとは思いもよらず・・・

    「これ、分業にしたら効率よさそうですね。」

    「う〜ん、分業にしたら工場になっちゃうからねぇ。うちは工房だから。」

    その一言に、高塚さんのものづくりの全てが集約されてる気がしました。

     

    工房を訪れたとき、道具を見るのも楽しみの一つ。

    道具を自作する職人さんは多いですが、この作業台もおそらくお手製。

    効率を考えてこのカタチに行き着いたのでしょうが、まさかこの角度で作業するとは・・・

    ジャッジャッジャッジャッ

    テンポ良く均一で迷いのない音、正確だけど温かみのある彫り跡が本当に美しい。

    残念ながら時間切れでここまで。

    貴重なお時間を割いていただき、本当にありがとうございました。

     

    今回、プロのカメラマンが同行して撮り貯めた写真がたくさんありますので、後日ホームページに特集ページを作ろうと思います。

    お楽しみに!

     

     

    自宅に戻り、器を手に取ってみる。

    出会えたことにあらためて感謝する日々。

           
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  • 持ち物って大事。

    新しい年が始まって早々に、残念なニュースばかり耳にしています。
    新型ウィルスの蔓延、それに伴う相次ぐイベントの中止、休校、そして消費の低迷・・・
    特に、ご高齢者やお子様をご家族にお持ちの方々は、大変なご苦労をされていると思います。
    どうぞご自愛いただき、そして錯綜する情報に惑わされぬよう、心静かに日々を過ごされることを願っております。

    そんな状況だからこそ、ちゃらっぽこはいつもと変わらない楽しい情報をお届けしようと思っています。

     

    あたたかい日が増え、次第に自然が色づき始めてくると、なんとなく気持ちもわくわくしてきます。

    不要な外出を控えている最中ではあるけれど、どうしても必要なおでかけの時は、せめてお気に入りのかごを持ったり、好きなお洋服を身につけたりしています。

    それだけで、少し気分も前向きに。持ち物って大事です。

     

    ちゃらっぽこもそろそろ春仕様。店頭には、徐々にあけびのかごが並び始めています。

     

     

           
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  • 染の小道

    久しぶりに、着物を着ました。

    染の小道、2年ぶりに知人たちと合同出店です。


    染の小道とは、新宿区落合・中井の町を染物で埋め尽くそうという町おこしイベントで、今年で12回目。

    ちゃらっぽこも、長年参加してきた大好きなイベントです。


    今年は合同ということもあり、物販だけでなく、ワークショップあり、着物フリマありの盛り沢山の内容。

    着物好きはもちろん、外国の方やお子様まで、たくさんの方にお立ち寄り、参加いただきました。

    特に、わざわざちゃらっぽこを探し当てて来てくださった方、前にこれ買ったんです!というお客様との再会は、本当に嬉しかった!

    ありがとうございます。


    好きなことを共有できる仲間とともに作り上げるイベントは、本当に楽しい。あれこれ意見を出し合いながら、次はこうしよう、こっちはこうしたほうが…なんて、単体出店では経験できないこと。

    誘ってくれたみなさまに感謝です。


           
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  • 刺し子織りの風呂敷・新サイズ入荷しました。


    昨年12月、お客様より刺し子織りについてのお問い合わせをいただきました。


    「刺し子織りの風呂敷に新サイズが出たそうですが…」


    えっ⁈そうなんですか?

    慌てて作り手さんに確認したところ、どうやらひと回り大きくなったそうで。

    早速注文して染め上がり・縫製を待ち、今月ようやく3色(紺・朱・黒)そろいました。


    小は54センチ角。

    今まで大きさによっては結ぶのにギリギリだったお弁当箱も、余裕が出て包みやすくなりました。

    大は108センチ角。

    旅先などで衣類をまとめたり、荷物が増えた時は端を結んで緊急サブバッグがわりにもなります。

    こちらも、大きくなって結びやすくなりました。


    それにしても、お客様から情報をいただくとは…。

    トホホ。



           
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  • 本年もよろしくお願いいたします。

     

    2020年になりました。ついにオリンピックの年ですね。

    偶然にも、今年の暦は前東京オリンピックが開催された1964年の暦と同じだそう。

    そして、当店ちゃらっぽこは4月で10年という節目をを迎えます。

    なんだか、いろいろなことが重なりそわそわして落ち着かない気持ちですが、開業10年、ショップオープン1周年ということで、楽しいこといっぱい企画して、チャレンジの1年にしていこうと思います!(といいつつ、時間はどんどん過ぎていく・・・)

     

    「子」の年、これもまた偶然なのか。

    昨年末に入荷した、伯兆さんの新作蒔絵ミニ香合『ピアノ仔猫』と『三味線姐さん』にねずみが2匹描かれています(笑

    ちょっとシュールで可愛らしくて、つい手放したくない!と思ってしまいますが、そこはぐっとがまん。

    2020年の記念にいかがでしょうか?

     

     

    三味線姐さんは売り切れました。ありがとうございますm(_ _)m

           
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  • 手しごとを贈る、冬。

    今年の冬からお取り扱いが始まりました、sojiさんのホームスパン。

    出会いは、数年前の手創り市でした。


    冬になると、とにかく手が荒れてハンドクリームと手袋が欠かせないのですが、どうにも羊毛のチクチクした感触が好きになれず。実は、ウールのセーターやマフラーもほとんど使わないほどなんです。

    ところが、sojiさんのハンドウォーマーに触れた瞬間、

    「柔らかい!チクチクしない!」

    原毛を仕入れるところから、洗い、ゴミ取り、カーディング、紡ぎ…糸になるまでの下処理を全てご自身の手でこなします。
    一切染色はせず、自然のままの羊毛を生かし、手の感覚、目の感覚、作り手・菅間さんの感性でうまれる柔らかな色味と肌触り。


    「使う人の肌の記憶にそっと残るものとなりますように」


    先日のイベントでいくつか旅立って行きましたが、少しだけ追加納品していただきました。

    残念ながら、ウェブショップでの販売はございませんが、お近くの方はぜひ店頭で心地よいハンドウォーマーをお試しください。



           
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